家づくりのすすめ方~ポイント2
見学会を楽しむ♪
あなたの生活スタイルに合った資金計画を立てましたか?
「えっ?理想のお家のイメージもつかないのに、資金計画なんて、できないわ!」
そんな声もあると思います。そんな時は、まず、見学会に行ってみてくださいね。
でも、こんな話をすると多くの方が、
・見学会って、売り込みされそうだし、怖いな~
・他人のお家を見てどうするの?
・最近は、ネット社会だから、インターネットで十分!
・私は、本を見るだけでイメージ出来るから、それでいいわ♪
と言われます。だから、昔と比べると見学会に行かれないお施主様が増えているのですが、私にとっては、とても不思議なお話です。
だって、家づくりは、一生に一度のイベント。もしくは、人生最大の買い物と呼ばれているのに、どうしてインターネットの情報や本の情報だけで家づくりをしている会社を選ぶことができるのでしょうか?
もし、『私が新しいお家を私以外の人にお願いして建てなさい!』と言われたら、まず、インターネットや本などで調べます。次に『いい感じだな~♪』と思った家づくりをしている会社の見学会に必ず行きます。それは、実際の雰囲気を見ないとわからないこともあるからです。
また、家づくりというのはとても特殊な業界だと私は思います。これだけ機械化が進み、便利な世の中なのに、職人の手と技術がなければお家は造ることができないからです。そう、お家は、「ヒトの手で造られる」のです。だから、あなたの大切なお家を建てるかもしれない会社がどんな雰囲気なのか?必ず見ておく必要があります。
それに実際に見学しても、自分たちに合わないと思えば、断ればいいのですが、残念なことに、住宅会社の中には、断ったのにしつこく営業してくる会社もあります。そんな時は、相手があきらめるまで断り続けてください。押し切られて家づくりをスタートしても後悔するだけですから。
さてここで、見学会を見るべきポイントを少しお話しますね。
この3つです。
デザインやイメージを見るんじゃないの?と思うかもしれませんが、違います。
多くの場合、モデルハウス以外の見学会では、実際にそこに住むご家族の想いが詰まっているお家です。
だから、デザインや間取りは、お施主様の想いによって変わりますし、その会社の得意分野や建築家のセンスによっても変化します。それをたった一度の見学会で判断するのは難しいですし、判断できないと思います。
それよりも住宅会社のスタッフが、「お施主様のお家を大切に扱っているかどうか?」や、自分たちへの対応を見るのが良いと思います。また、30坪の家、40坪の家、20畳のリビングと言われても、実際にはどれくらいの大きさなのか?というのは空間を体感してみないとわかりません。
空間の広がりについて言えば、天井の高さによって、同じ8畳の部屋でも感じる広がりが全然違ったりします。
あなたが住みやすい空間を知るためにも、是非、見学会には、2度、3度と足を運ぶと良いと思います。