熊本市北区打越町40-23 (googlemapで見る)


- 壁の中に入っていくような外観
- 道路沿いの為、外からの視線が室内に入らないよう「閉じた」外観。玄関エントランスは「地域の繋がり」も考慮し、玄関前でもご近所さんと話ができるようベンチを置くスペースもある。
角地の為、2階部分を1階と同じ大きさにすると、周囲に圧迫感を与えるため、あえて1階より一回りコンパクトに設計。


- 「家族動線」「来客動線」ふたつの動線
- 玄関は広々とした土間収納があり、靴はもちろん、子どもの外用オモチャやベビーカーなどかさばるような物もスッキリと収納できる。
玄関手前はリビングに真っ直ぐ入れる「来客動線」、玄関奥はキッチンの中や洗面などの水回りに近い「家族動線」動線を分けることでスムーズに動けるので、生活のストレスも少ない。


- 「"広さ"より"広がり"」
6畳のリビング - リビングとしての広さは「6畳」しかし、ダイニングや、庭へと視線の広がりをコントロールし、他の空間と繋がりを持たせることにより「広がり」を感じる開放的なリビング。
リビングの大きな窓も、外からの視線が入らない位置に配置しているのでカーテンを開けっぱなしにしていても気にならない、明るく、寛げる空間になっている。


- 生活感を感じさせないキッチン
- 家の中心でもあるキッチンは各部屋、庭の様子が見えるので、料理中でも家族とのコミュニケーションが取りやすく、ダイニングテーブルが横繋がりにあるので配膳等も楽にできる。
背面収納は扉で隠せるので、急な来客の際も扉を閉めるだけで「生活感の出ない、スッキリとしたキッチン」は奥様には嬉しいポイント。


- 「カタチを変える」
可変性のある子ども部屋 - 想定モデルは「5歳の子ども、将来的にもうひとり・・」子どもが小さいうちは「個室」より広々遊べる空間のほうが重宝されることが多い。
子どもの年齢に合わせて変化できる間取りにすると「無駄」が無い。将来、子どもが「自分だけの部屋が欲しい」と望んだ時に、個室にできるよう将来のこともしっかり考慮した設計。


- 「ちょうどいい」無駄を省いた
コンパクトな書斎 - 1.5畳の書斎は、一見狭く感じるかもしれないが、そこに座ってみると不思議と圧迫感は無く落ち着き、集中できる空間に変わる。
椅子に座った時の目線を考慮し、適切な位置に窓や照明を配置することで1.5畳というコンパクトな空間でも「ちょうどいい」を実現している。
担当建築家

- FANFARE @福岡
一級建築士 田淵 一成 - 幸せな住まいとは『住まい方×家』で表すことができるでしょう。住まい方によってちょっとしたひと時が楽しいものに変わり、家の構成によって大きく日常が変化していきます。
それらが、かけ算されるように家族の暮らしが豊かになっていく。それぞれの住まい手に合った、最高で、おもいっきり楽しい住まいづくりができればと考えています。

